「ある八重子物語」(こまつ座+民藝)
10月31日(火)18:30開演
三重県総合文化センター 三重県文化会館 中ホール
作/井上ひさし 演出/丹野郁弓
出演/篠田三郎、有森也実、吉田陽子、桜井明美 ほか
※ この例会は延期されていた3月例会です。

あらすじ
神田川が隅田川へと流れ込み、花街として栄えた柳橋。舞台は、昭16(1941)年から敗戦直後の昭21(1946)年にかけての柳橋・古橋病院。
ここに集う人びとは、水谷八重子に心酔する古橋院長を筆頭に、事務方、看護婦、女中まで全員が大の新派マニア。患者の身の上話もたちまち「婦系図」風の筋書きに。そこへ八重子そっくりの「音楽のような声」をもつ芸者花代が登場、恋愛事件もわきおこって大騒動。はたまた「女形の研究に」熱中するあまり、入営日に寝過ごし徴兵忌避者になってしまう大学生もからんで・・・・。
新劇から出発して新派で活躍した初代・水谷八重子(1905~1979)。「世の中がいまより少しでもましになりますように」という新劇の考え方に影響を受け、〈女優〉という新しい職業の確立をめざした時代の先駆けとして知られています。水谷八重子の芸と生きざまに魅せられた人びとをユーモラスな筆致で描く傑作戯曲です。
津でご覧いただけない方へ
いせ演劇鑑賞会 12月20日(水) 18:30~ シンフォニアテクノロジー響ホール伊勢
次の次の例会
「サンシャイン・ボーイズ」(加藤健一事務所)
11月15日(水) 18:30開演
三重県総合文化センター 三重県文化会館 中ホール
作/ニール・サイモン 訳/小田島恒志・小田島則子 演出/堤 泰之
出演/加藤健一、佐藤B作、加藤義宗、田中利花 ほか

あらすじ
ニューヨークの古びたホテルの一室で、悲惨な生活をおくるひとりの男、ウィリー・クラーク(加藤健一)。元はヴォードヴィルの大スターコンビであったウィリーは、ひとりとなった今でも役者としての自分は終わっていないと必死にもがくものの、その気持ちとは裏腹になにもかもが上手くいかず仕事にありつけない。ある日、テレビ局の副社長が頭をさげてお願いするほどの大仕事を、ウィリーの甥でありマネージャーのベン・シルバーマン(加藤義宗)が持ってくる。ウィリーは当然引き受けると思いきや、出演の条件は元相棒アル・ルイス(佐藤B作)との”サンシャイン・ボーイズ”による往年の名コントだと聞いて出演拒否の一点張り!
喜劇の黄金時代が生んだ史上最高のコンビとまで言われたルイス&クラーク、11年ぶりの名コンビ復活となるのか!?ラストショーの最後に待ち受けるふたりの運命は・・・?
津でご覧いただけない方へ
いせ演劇鑑賞会 11月9日(木) 18:30~ シンフォニアテクノロジー響ホール伊勢
名古屋演劇鑑賞会 11月13日(月) 18:30~ 日本特殊陶業市民会館ビレッジホール
11月14日(火) 13:30~ 同上